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2008年2月

何でアイルランド語を習っているかと言うと…

やっぱり西ヨーロッパの中でも結構変わっているところだからだと思います。

その中でも、ケルティック・ミュージックは特筆ものです。
とりあえず聴いたことが無い人はLunasaとかClannad(最近はニューエイジ過ぎるけど)とか、とりあえず聴いてほしいです。ってことで、YouTubeで見つけたのを:

Lúnasaのクリップ

ClannadのTeir Abhaile

AltanのGleanntáin Ghlas' Ghaoth Dobhair

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Ceacht 1

それでは第一課です。タイトルにあるCeachtには「レッスン」とか「課」という意味があります。

文法
ここでは天気・天候の表現を習います。最初の課なんでとりあえずここは覚えるしかないです。

  1. 語順:アイルランド語の語順は「動詞-主語-その他(目的語など)」という事を覚えておきましょう。ということで、 は「~です」という意味の動詞、sé は「彼は」か「それは」と言う意味の代名詞です。したがって、Tá sé ~ は「彼・それは~です。」という意味になります。
  2. 形容詞の強調とSéimhiú:形容詞を強調するときには、形容詞の前に接頭辞an- をつけます。この接頭辞は厄介なことに形容詞の最初の子音を変化させます。例えばgeal 「まぶしい・明るい」は”ギャール”と発音しますが、これにan- をつけると、an-gheal と綴りに「h」が加わり、”アン・ール”と音が変わります。この変化をséimhiú (シェィヴー・軟音化)といいます。英語だとLenition(子音弱化)とかAspiration(気音化)と呼ばれるみたいです。どの子音がどの音になるかは後でもうちょっと詳しくまとめようと思います。とりあえず、fh と書かれていたら「f」の音が消える事と、細い「gh」は「y」の音になる事だけ注意してください。
  3. 「神様」:カトリック教徒の多いアイルランドでは「神様」の絡んだ成句が多いです。例えばDia duit は挨拶に使われますが、「神があなたと共にあらんことを」みたいな意味です。同じようにBuíochas le Dia は「良かったですね」とか「お陰様で」といったニュアンスですが、実際は「神に感謝」と言う意味です。
  4. 呼格の「a:アイルランド語で人に呼びかける時には必ずa と前につけます。これは「呼格」と言い、ラテン語とかにも存在します。この呼格の「a」も名前の最初の子音を変化(séimhiú )させ ます。

つづりと発音
よくCDを聴いて細かい点に気にせず、音に慣れるように心がけるといいかと思います。あと、発音の練習は、あまり綴りを気にせずにCDの物まねをするような感じで。今は母音(とその綴り方)は絶対気にしないことが秘訣です。私も母音はわかりません。

  1. 子音とアルファベット:CDを聴いててアルファベットの「t」に二種類の発音があるのに気がついたでしょうか? は「ー」と発音して英語の「t」と同じです。しかしte は「ェ」と発音して、tirim だと「チリム」となり、英語で「ch」と書いたときのような音です。実はアイルランド語の子音には、「細い」音Caol、英語だとSlender)と「太い」音Leathan、英語だとSlender)という区別があります。基本的に「細い」音は日本語の拗音っぽい音(小さい「ゃ・ゅ・ょ」のついた様な音)と考えればいいです。さて、どうやって見分けるかというと、隣り合っている母音のアルファベット(a,e,i,o,u)を見れば簡単にわかります。もし隣り合っている母音のアルファベットが「e」か「i」なら「細い」音でそれ以外(a,o,u)なら「太い」音です。たとえば、so と綴ると「ソ」と読みますが、seo と綴ると「ショ」と読みます。「e」や「i」は「細い母音」、「a」「o」「u」を「太い母音」なので、この法則をcaol le caol agus leathan le leathan 「細い音には細い音を、太い音には太い音を」と呼んでいます。

色々長ったらしく書いてしまったんで、今日はこの辺で...


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Buntús Cainteの構成

1課につき2ページしかなく非常に単純な構成になっています。

2008_0228_0013左のページは新しく習う単語と表現です。

上に新しく習う単語と句とその英訳が載っています。

真ん中には上にある表現を使った例文が挿絵と一緒にあります

下に応用表現とその英訳が載っています。

2008_0228_0028 次に右のページです。ここでは習った成句・単語をつかった会話があります。

大きな挿絵の上に会話を理解するのに必要な表現が英訳と共にあります。

英訳の下にアイルランド語での会話その下に英訳が続きます。

文法の解説は一切ありません。その代わり何を習えばいいのか単純明快でしかも一度に沢山の事を習うことが無いので、とっつきやすいつくりになっています。


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アイルランド語って?

アイルランド語って言うのはゲール語ともよばれて、英語とはまったく違う言語です。現在もアイルランドの一部で話されている言葉です。日常でアイルランド語が話されている地区(主に西部の田舎)を「ゲールタクト」(か「ゲールタハト」 Gaeltachtと書きます)と呼びます。アイルランド出身のアーティストとしてよく名前の挙がるエンヤもドネゴール地方のゲールタクト出身でアイルランド語を話します。

アイルランド(共和国側)全土でも道路やバスの標識にはアイルランド語が英語の横に並んでいます。最近ではダブリンでもアイルランド語での教育が盛んになってきて、あとEUでアイルランド語を使用言語の一つとすることが決まりました。

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Buntús Cainteって何?

Buntús Cainte(ブントゥース・カインチェ)とは60年代ごろから出回っているアイルランド語の学習書です。日本語に訳すと、「会話の基礎」とか、「会話の初歩」といったところでしょうか。ちょっと古臭いけど中身はしっかりしていて値段も安いので、今でも人気が高いです。アイルランド語の予備知識の無い人に向けて作っているので、多少の英語が判れば一応誰でも使えます。

 

Buntus_frontpage

 

造りは非常にシンプル(かつ安っぽい)で、現在はCDと一緒に3巻セット(全195課)で値段は25ユーロ程度。litriocht.comとかOideas-Gael(というアイルランド語の学校)内のSiopa Gaeilgeとかを通して買うことができます。残念ながら日本やアメリカのAmazonで買うことは難しいかと思います。あと、60年代にはテレビ番組もあったみたいで、その名残をこちらで見ることができます

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まずは初めに

現在カナダ在住でアイルランド語の勉強をしているmil_failteです。

このブログではBuntús Cainte(ブントゥス・カインチェと読みます)という60年代からあるアイルランド語の学習書のポイントや文法を備忘録っぽく書いていこうと思って、立ち上げました。日本語環境のみでアイルランド語のことを調べようとすると限界があるんで、そういう人を狙った非常に間口の狭ーいブログです。

とりあえずこのブログの見所を挙げるとすると:

  • Buntús Cainteを通してのアイルランド語文法の要点
  • というか、どこまで飽きずに書いていくことができるのか
  • たまに出てくるアイルランドに行った時の話
  • たまに出てくるカナダでの生活についての話(というか愚痴)

です。適度に生暖かい目で見守ってくれれば幸いです。それでは、始まり始まりー


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